ソフトバンクの未来戦略
7月20日
ザ・プリンス パークタワー東京にて、
SoftBank World 2017が開幕。
そのキーノートセッションで孫社長は
ARMを中心とした事業ビジョンを展開した。
携帯ビジネスは一切触れず
IoT企業に様変わりという感じ。
ビジョンファンドで出資する企業を招き
各CEOが自らのプレゼンを繰り広げた。
そして株主総会でも言っていた
データを押さえるものが勝利する
との言葉が再度孫社長の口からこぼれる。
米OSIソフトは
現在も大手企業が多数利用している
PIシステムを持つ企業で
IoTの要とも言える企業。
そして
ロボット系BostonDynamics、CloudMinds、
ロボット頭脳のBrainCorp、
自動運転システムのNauto、
人口栽培のPlenty、
VRの英Improrable、
宇宙通信のOneweb、
もちろんARMと、
異なる領域や層の企業が紹介。
こうしてみると
ネット接続で価値を生み出す領域に、
ARMチップからのデータの道のりを早く作り、
汎用的な標準IoTプラットフォームを立ち上げるという
ビジョンが見えてくる。
まだない世界標準確立は
早い者勝ちである。
これに資金と企業の数で立ち向かう
ソフトバンクの戦略が明確になってきたと言える。