ピョンチャンはICTオリンピック
テレビでは各種目のメダル争奪戦に熱い報道が続いています。
その一方
今回のオリンピックで韓国通信大手ＫＴはサムスン電子や米インテルと組み次世代通信「５Ｇ」の試験サービスを初公開する。(日経新聞)
韓国のIT政策を担当する省庁の未来創造科学部は、平昌冬季オリンピックに向け5G、UHD（Ultra High Definition Television、4K・8K）、IoT、AI、VRを重点的に支援している。
今回の大会での活用は多岐にわたり、QRコードチケットをARアプリにかざすと現在地から競技場の座席までARで案内、競技場周辺では自動運転バスが観客を運び、警備はドローンが担当。
空港や競技場内ではAI搭載のロボットが各国の言葉で観光客をガイドし、競技や観光の情報が聞けるコールセンターもAIが対応、競技はUHDとVRで中継するなど。
周辺では1,391kmの光ケーブルをベースにオリンピック関係者専用の有線通信を3万5,000回線、LTEを含むモバイルインターネットアクセスポイントを5,000台以上敷設する工事が行われている。これにより、25万台のデバイスが同時接続できる通信環境を構築しているようです。(HUAWEI)
あまりこういったICTがらみは報道されていません。
今回のオリンピックの公式通信パートナーである通信事業者KTは、ピョンチャンで世界初の5Gテストサービスを提供し、海外の通信事業者より1年早い2019年に商用化サービスを開始するとのこと。
韓国では4K放送も昨年5月に開始され、オリンピック時には首都圏始めピョンチャン周辺迄を網羅しているようです。
ソニーのブラビアなど4K対応TVでNHKのdボタンのHybridCastで4Kで視聴できる。
日本も2020年に世界標準に向けた取り組みが待った無しです。
