コンピュータも自ら変化を始めました!!

 

 

 

最近、AI人工知能、自動運転、IoT、

ブロックチェーン、と

技術の進化が止まりません。

 

 

 

 

しかも、改善ではなく、

改革的です。

 

 

 

そして、この変化の根源である

コンピュータ自体が

大きく変わろうとしています。

 

 

これらの改革に、

コンピュータも

自ら脱皮しようとしているように

感じます。

 

 

 

タイミングが良すぎます(笑)

 

 

 

しかもとんでもない変化です。

現在のコンピュータの

1億倍の能力が生まれつつあります。

 

 

 

それは、量子コンピュータです。

 

 

 

先月26日から量子コンピュータの

国際会議が東京で行われています。

Google、NASA、、製造メーカーなど

が集合しています。

 

 

 

コンピュータの基本は

ビットで0か1をあらわします。

それを集合し順次処理 します。

 

 

 

数十年この基本は変化していません。

 

 

 

進化はもっぱら半導体の細密化によって

その処理速度と小型化を実現してきました。

 

 

 

ところが1980年ころ

一つのビットの中に0と1が同時に存在するという

量子コンピュータの理論が生まれました。

 

 

 

通常のコンピュータが

例えば1000回繰り返して得られる答えを

一回の処理で得るのです。

だから一億倍のスピードが出せるのです。

 

 

 

ただし理論的な研究は進むものの、

実際には技術上の困難度から

製品化は数十年先と言われていました。

 

 

 

ところが、

それが最近製品として実現可能になったのです。

 

 

 

カナダのスタートアップ企業であるD-Waveが

2011年に初期バージョンの

量子コンピュータを商用で

発売してしまいました。

 

 

 

それまでの量子ゲートという方式でなく、

量子アニーリングという

全く別のやり方で実現しました。

 

 

 

当初本当に量子なのか怪しまれましたが、

GoogleやNASAが購入し、

2016年近くに

実際にある特定処理で

通常のコンピュータの一億倍高速であることを

発表しました。

 

 

 

ドイツのフォルクスワーゲンが

このシステムで400台を超える車に

3秒で渋滞しない適正ルートを

割り出せたとのことです。

 

 

 

実は、量子アニーリングは

日本の科学者が90年代に

この理論を発表していましたが、

研究段階で止まっており、

実際に製品化するという発想は

なかったようです。

 

 

 

現在ソフトバンクのビジョンファンドも、

量子コンピュータの投資に向かっています。

 

 

 

おそらく量子コンピュータは、

AI人工知能や自動運転などには

必須になるでしょう。

 

 

 

これから

年ごとに新たな

量子コンピュータのプラットフォーム化が

進んでいくと思います。

 

 

 

まさしく革命ですね。

21世紀になって、少し経ちますが、

ほんとうの未来社会にわれわれは、

足を入れ始めています。