iot

スマートフォンは今年37億台を超えると言われています。これからはコンピューター以外の一般製品にも通信チップが埋め込まれ、インターネットに接続するIoTが進みます。そして2020年に世界で250億のIoT機器がインターネットにつながると言われています。その進化はどのように進むのでしょうか。

IoTはパソコンの進化で言えば、Apple Ⅰ(ジョブズはこれでビジネスを始めた)のような基盤ボードの状態であると現在はいえます。建設機械メーカーでネットに繋げて世界の稼働状況がわかるというケースもありますが手作りです。正確にはIoTではありません。標準化されていません。インターネット以前のオンラインシステムは異なる通信手順が溢れていました。インターネットの時代になってはじめて安価にどんな機種でもつながるようになりました。

これからIoTでもその接続手順が標準化されると思います。通信技術も進展し、そして基盤となるOSがはっきりし、目的に合うアプリが流通すればインターネットのなかで進化がはじまります。

その場合発信側のメリットは食べログのような集客に繋げて店舗に置くことからはじまるでしょう。またバスなどでは安価に運行状況の把握につなげることが可能です。半径100メートルの範囲にある自販機の商品確認もできるでしょう。そして家庭の中の電子機器で言えば電池残量などを一括管理できるメリットなどを訴求すれば販売の促進につながるでしょう。